こんばんは、どろっぷしっぴんぐ研究所の奥成大輔(オクナリダイスケ)です。
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先週はドロップシッピングでの検索エンジン対策(SEO)は
商品名キーワードから攻略しようということをお伝えしました。
SEOに不慣れなショップオーナーの方がショップを作る場合、
キーワードには小ジャンルのキーワードよりも
商品名キーワードを選んだ方がメリットも多いからです。
必ずしも商品名キーワードが良いというわけではなく、
SEOやショップ運営を学ぶ段階ではという場合です。
商品名キーワードで検索されているかチェックする
今週は、キーワードが見つからないときに、
キーワードプランナーを活用して関連性の高いコンテンツを
作成するコツについてお伝えします。
「やさしいジョイントマット」という商品を例に考えていきましょう。
最初に商品名キーワードで検索されているかどうかをチェックすることが大切です。
ところが、キーワード「やさしいジョイントマット」を
goodkeywordでキーワードを調査すると、
Yahoo/Google関連ワードでは1個もキーワードがありません。
goodkeywordのマルチサジェスト機能を活用する
「やさしいジョイントマット」は検索されていないのでしょうか?
このようなとき、goodkeywordであれば、
マルチサジェストで再度検索すると
いくつかのキーワードが見つかる場合があります。
今回のキーワード「やさしいジョイントマット」であれば、
次のようなキーワードが見つかります。
やさしいジョイントマット
やさしいジョイントマット通販
やさしいジョイントマット ラージサイズ
やさしいジョイントマット 大判
それなりに検索はされていることが分かります。
上位概念のキーワードの関連キーワードを参考にする
そこで「やさしいジョイントマット」をテーマに
「やさしいジョイントマット通販専門店」というショップを作成しました。
SEOでキーワード「やさしいジョイントマット」で上位表示するには、
「やさしいジョイントマット」に関連したコンテンツを充実させることが重要です。
ところが、今回のように関連キーワードがあまり見つからないことがあります。
関連キーワードが少ない場合、
商品に興味を持っている人がどのようなキーワードで検索して
情報を得ようとしているかが分かりません。
機転を利かせて、上位概念の「ジョイントマット」と
goodkeywordで検索すればキーワードが見つかる場合もありますが
それでも関連キーワードが見つからないということもあります。
Google AdWords キーワードプランナーで関連キーワードを探す
関連キーワードが見つからないケースの解決方法として、
Google AdWordsのキーワードプランナーを活用する方法があります。
□ キーワード プランナーを使用してキーワード候補とトラフィックの見積もりを取得する
https://support.google.com/adwords/answer/2999770
本来はGoogle AdWordsでキーワード広告を出稿するときの
キーワード選びや広告グループを作成するのに活用するツールです。
Google AdWords キーワードプランナーを使うには登録が必要ですが、
登録だけで広告出稿しなければコストは掛かりません。
尚、Google AdWordsでは、もしもドロップシッピングの広告は配信されにくい状況です。
もしもドロップシッピングの広告配信は行わないようにしてください。
キーワードを見つけたら訪問者に役立つ情報を提供する
さて、キーワードプランナーで検索すると
検索語句の月間平均検索ボリュームが表示されます。
「やさしいジョイントマット」だと現在は90です。
下には、キーワード候補のリストが表示され、
関連性の高い順に並びんでそれぞれの検索ボリュームが確認できます。
ポイントは、ここで見つかるキーワードは
「やさしいジョイントマット」との関連性が高いキーワードということです。
これらのキーワードをテーマに訪問者に役立つ情報を提供することで
「やさしいジョイントマット」に関連する情報を充実させることが
できると考えられます。
「やさしいジョイントマット」の場合であれば、
次のようなキーワードが表示されます。
ジョイントマット激安
ジョイントマット
激安ジョイントマット
ジョイントマット 大判
ジョイントマット 通販
コルクマット
やさしいコルクマット
畳 ジョイントマット
ジョイントマット 人気
ジョイントマット 口コミ
大判ジョイントマット
防音マット
(など以下省略)
これらのキーワードに関する情報を掲載して
サイト内にオリジナルのコンテンツを充実させましょう。
役立つ記事とは検索者の意図を汲んだ記事
実際にショップにページを作成して記事を書くときですが、
必ず訪問者の立場に立った情報を提供することを心掛けてください。
「ジョイントマット 人気」というキーワードであれば、
「ジョイントマットが人気の理由は?」というページでも
確かにダメではありません。
しかし、商品を購入しようと検索する人が求める情報は
「人気の理由」ではなく「どのジョイントマットが人気なのか?」
ということの方だと容易に想像できます。
このように、検索者がどのような意図で検索しているかを
把握して情報を掲載します。
検索者の意図を外してしまうと、仮に上位表示できたとしても
「求めている情報ではない」ことから検索結果でのクリック率が低下し
順位を下げられてしまう可能性もあるからです。
今週は、キーワードが見つからないときに、
キーワードプランナーを活用して関連性の高いコンテンツを
作成するコツについてお伝えしました。
最後に告知です。
どろっぷしっぴんぐ研究所では、来月の2月15日(土)より、
毎月『もしもショップオーナー研修会』を東京・渋谷の
もしも本社オフィスにて開催します。
□ 2/15(土)もしもショップオーナー研修会(東京・渋谷開催)
この研修会は、1つの商品を題材にショップ運営を学ぶ1日集中講座です。
「講義」を受けたらその場で「実践」できるのが特徴です。
ノートPCをご持参いただける方限定となりますが、
もしもドメインを効果的に活用するキーワードの選び方、
ショップの構成、そしてブログの活用方法なども紹介します。
初回となる2月15日は「やさしいコルクマット」と
「やさしいジョイントマット」をサンプル展示します。
もちろん、実際に商品を見たり、体験したり撮影も可能です。
他にも、テキスト、売れ筋商品リスト、メールサポートなど
充実した講座としましたので、ぜひご期待ください。
それでは、次号もお楽しみに。
※この記事は2014年1月30日に配信した『どろっぷしっぴんぐ研究所 公式メルマガ(無料)』
のバックナンバーです。
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