こんにちは、どろっぷしっぴんぐ研究所の奥成大輔(オクナリダイスケ)です。
今週は私奥成の担当です。
私の担当週では、前回より「ドロップシッピングでどこまで行きたいか?」ということについてお伝えしています。
では、さっそく一緒に考えていきましょう。
2. 専業で取り組んで成功する
ドロップシッピングでのゴール(目標)は主に3つあると思っています。
この3つですね。
1. 副業として収入を得る
2. 専業で取り組んで成功する
3. 物販ノウハウを自らのビジネスに展開する
前回、1の「副業としてドロップシッピングで収入を得たい」ということについて、お伝えしました。
今回は2つ目の「専業で取り組んで成功する」ということについてです。
「ドロップシッピング」という仕事はない
最初に、専業でドロップシッピングに取り組んで成功したいと考える人にお伝えしたいことがあります。
それは、世の中に「ドロップシッピング」という職業はないということです。
ドロップシッピングのサービスを利用するショップオーナーにとっては、マネタイズ手法の1つの方法に過ぎません。
専業でドロップシッピングということは、専業でネット通販事業を運営するにあたってドロップシッピングという仕組みを採用するという考え方を持ちましょう。
なぜなら、競合は一般のネット通販事業者になるからです。
この視点を持つことで、経営者としてワンランク上のステージの考え方に移行します。
ライバルのネットショップについて考える
一般のネット通販事業者について考えてみましょう。
仮に、家具インテリア商品を取り扱うと考えるのであれば、楽天やAmazon、ニトリなどそうそうたるネットショップもありますし、この数年ではIKEAの商品もネット通販で購入できるようになりました。
さらには、得意なジャンルに特化していたり、店舗を持っていたり、メーカーとして製造したりしながらネットショップを運営している事業者もいます。
ですので、そんな中で、自分がどのようなネットショップ運営を行って、勝ち抜いていくか、お客様に選ばれていくかを考えなければなりません。
大手にできない強みを活かせる切り口を探す
最大のヒントは、大手や実店舗、メーカーにできない切り口でショップ運営を行っていくことです。
商品を取り扱って露出できれば、選ばれる確率はもちろんゼロではありませんし、当面は売上を獲得するためにそのような取り組みも必要なこともあります。
しかし、通り一遍のどこにでもあるような取り組みでは、長い目で考えたときに勝負になりません。
ですので、いろいろなことを試し、自分の強みを見つけながらショップ運営を行っていくことが大切です。
検索エンジンの進化から自分の強みを考える
検索エンジンの検索結果でも、少し前までは、細かい商品ジャンルであれば大手ショップの露出は少なかったんです。
ところが、最近は検索するユーザーの意図を汲んだ検索結果が表示されるようになりました。
細かい商品ジャンルでもショッピングを意図した検索キーワードでは、多くの人が利用する大手有名サイトが検索上位に並ぶようになったりしています。
一方、検索ユーザーの悩みや困りごとを解決したり、商品の選び方などを解説した情報では、個人のブログや中小のネットショップでも健闘しているキーワードもあります。
もちろん、大手有名サイトでも情報提供を行っていますので、どこにでもある通り一遍の情報では、大手には勝てないことはいうまでもありません。
大手サイトでは対応が難しい自分の強みを見つけ、それを活かせるかという点がポイントの1つになっていきます。
圧倒的な試行の量がポイント
もう1つのポイントが試行の量です。
「専業で取り組んで成功したい」ということでは、圧倒的な試行の量がポイントになります。
多くの方が考えている試行のペースでは全く足りませんし、ただただ同じ作業をしているだけではダメです。
例えば、悩みや困りごとを解決する情報コンテンツが書けることが自分の強みとするなら、1ヶ月に30記事、1日1記事書くだけではなく、次のような試行にチャレンジしていくことが大事です。
・さらに記事を増やし1ヶ月100記事書くにはどうするか?
・アクセスを増やす記事はどんな記事なのか?
・購入率の高いアクセスを集めるにはどうするか?
・ヒットする記事を増やすにはどうするか?
・これから先に来るトレンドは何か?
「そんなの無理!」と一瞬思うかもしれませんが、その思考を「どうすれば実現できるか?」に切り替えましょう。
試行の量の桁を変える方法を考えてみてください。
いまの取り組みでは全くダメという発見
実際に、いまのショップ運営の状況を元に、目標とする売上から逆算して作業量を指標にすると、
「いまの取り組みでは全くダメだ… orz」
という発見があるはずです。
そのとき、上記のような試行が必要になります。
もしかすると「量ではなく質の方が大事でしょ」と考えてしまうかもしれません。
でも、もしそう考えるのであれば「10倍質の高い記事を1ヶ月に100記事書くにはどうするか?」と考えましょう。
ここでは記事を例に取りましたが、記事を書く場合以外でも、キーワードでも、SNS活用でも、試行の量を増やしてその結果をみながら進む道を見つけていくことがコツです。
まとめ
ドロップシッピングでのゴールの1つとして「専業で取り組んで成功する」ということについて考えてきました。
専業で取り組む場合、ネット通販事業を運営するにあたってドロップシッピングを採用するという考え方を持ち、マネタイズ手法の1つの方法と考えることがポイントです。
この視点を持つことで、経営者としてワンランク上のステージの考え方に移行します。
さらに継続して取り組むためには、自分が好きなことや得意なこと、情熱を注ぐ価値を感じることに取り組んでいくことが大切です。
最初は見つからないかもしれませんが、ショップ運営をしながら自分の価値観を再確認したり、試行を行って楽しみを見つけて継続の力に変えてください。
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【今週の執筆者】奥成大輔(オクナリダイスケ)
(プロフィール)
1968年神奈川県生まれ、栃木県那須烏山市在住
1992年、大学卒業後(株)本田技術研究所に入社。
2002年に豊かな自然と環境の良さにひかれ那須烏山市に移住する。
2008年、ライフスタイルを見直すことがきっかけで退社し独立。
2009年1月にドロップシッピングを始める。
その後、もしも大学特待生7期生となり初代学級委員長。
2010年1月より「個人の働き方の常識を変え、ライフスタイルを革新する」をテーマにもしも大学公認講師としてドロップシッピング教育活動を開始。
講座を通じて、初売上達成者の方から月商100万円を超えるショップオーナー様まで多数輩出。
もしもドロップシッピング10周年記念イベントでは公認講師部門で表彰。
どろっぷしっぴんぐ研究所代表。
□どろっぷしっぴんぐ研究所
□ブログ 自由に穏やかに暮らそう
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次号もお楽しみに。
※この記事は2018年11月22日に配信した『どろっぷしっぴんぐ研究所 公式メルマガ(無料)』の一部を修正、改訂して掲載しています。メルマガのご登録は