こんにちは、どろっぷしっぴんぐ研究所の奥成大輔（オクナリダイスケ）です。
今週はメンタルコーチとして活躍している今泉秀俊さんです。
モチベーションが変わると、結果は大きく変わっていきます。
今回は、この1年を振り返る時にも気をつけたい思考法についてです。
では、今週もお楽しみください。
本当はどうなったらいい？に切り替えよう！
もしもショップオーナーの皆様こんにちは！
随分と寒くなってきましたね～。 今年も残り1か月程度となってきました。
何だか早いですね～。 歳をとると年々と一年が短く感じると聞きますが、本当にそうなんだなぁと実感する今日この頃です。
さてさてそんなこの季節は今年一年を振り返る時期でもありますが、もしもショップオーナーの皆様はもう振り返ったりしていますか？
さてそんな振り返る時に、よくこんな人がいます。
「何で私は毎年こうなんだろう・・・何で年初に立てた計画が実行出来なかったり、目標が達成できないのだろう」
「私ってどうしてこんなダメなんだろう」
・・・・
そうやって「なんでなんでなんで・・・・」こうやって落ち込んでいく人です。
もしもショップオーナーの皆様は如何でしょうか？
こうやって「なんでなんで・・」と原因を探っていく考え方を原因論的思考といいます。この考え方は、例えば自動車が動かなくなってしまった場合などの物理的な現象に対して、どこに原因があるのか？をしっかりと突き詰めて対策をする必要がある場合に有効な考え方になります。
ですが、一方で人間に対する場合にはこの思考法は逆効果になる場合があります。
上の例に記載したような「なんでなんで」を繰り返すことによってどんどん気持ちが落ちてやる気までなくなってしまう場合です。次（来年）は良い結果にするようにしたいのに、気持ちを落としては意味がありません。
ではそうならないようにする考え方は？
それは目的論的思考といいます。「本当はどうなったらいい？」と自分に問いかけて考えてみるのです。
例えば、今年は毎週ブログを更新すると決めたのに、殆ど出来なかったとしましょう。その際、なんで出来なかったのか？ 忙しかったからか？ ネタが思いつかなかったからか？ ・・・と考えるのはほどほどにし、
本当はどうなったらいい？ 毎週書く時間が決まっているといいなぁ、毎週ネタが溢れているといいなぁ、毎週書くのが楽しくなったらいいなぁ という風に考えてみるのです。
そうすると、
毎週書く時間が決まっているためにはどうすればいい・・・とか、
ネタが溢れる状態にするにはこうすればいい・・・とか、
楽しくなるにはこうすればいい・・・とか、
次々と対策案のアイデアが出てきて、そして次（来年）はなんか出来そうだ！ 出来る！となるのです。 出来ると思えば、モチベーションが上がり、良い方向に進み始めます。
これは、今年の反省だけではなく、日々のちょっとしたトラブル対処の考え方、対人関係のトラブル時の対処など、いたるところで役にたつ思考方法です。
このように、「なんでなんで」という問いかけを「本当はどうなったらいい？」という問いかけに変えると、気持ちも結果も変わってきます。是非普段から試してみて下さい！
まとめ
もしもショップオーナーの皆様も、是非普段から「なんでなんで」ではなく「本当はどうなったらいい？」と自分や周囲の人に問いかけるようにしてみましょう！
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【今週の執筆者】今泉秀俊（イマイズミヒデトシ）
（プロフィール）
1974年愛知県生まれ、栃木県那佐野市在住
1997年、大学卒業後に愛知県の大手メーカーに入社。
2000年、栃木県の企業に転職のために移住。
2015年、自分だけでなく多くの人の夢を応援しようと、コーチングスクールに入学。
以降、現在は企業で働く傍ら、メンタルコーチとして活躍しつつ、佐野市を中心にセミナーや勉強会・交流会を主催。
特にアドラー心理学をベースにしたコーチングやセミナーを行っている。
・（株）チームフロー認定 メンタルコーチ
・一般財団法人日本ペップトーク普及協会 認定ペップトークマスター
・一般社団法人日本朝礼協会 認定インストラクター
□ Dreamer’s Oasisのブログ(まずは佐野から)
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それでは次号もお楽しみに。
※この記事は2017年11月23日に配信した『どろっぷしっぴんぐ研究所 公式メルマガ（無料）』
の一部を修正、改訂して掲載しています。
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