こんにちは、どろっぷしっぴんぐ研究所の奥成大輔(オクナリダイスケ)です。
Tour de France 2016 Stage 21 Paris Champs-Elysées / youkeys
今週の執筆者は、もしも大学公認講師の仙道美也子先生です。
「質か?速さか?あるいは量か?」
究極の選択のようですが、私はすべて重要だと考えています。
しかし、優先順位があります。
ドロップシッピングに限らず、何かを始めるときは、
「まずは一連の基礎をできる限り速く経験し、
繰り返し数多くの回数を実践しながら、常に質を高めていく」
このように考えて取り組むとよいでしょう。
ピンとこない方は、スポーツの習得をイメージするとわかりやすいです。
例えば、野球の素振り。
まずはスイングの基礎を学んで、何度も素振りをし、
ただ単にバットを振り続けるのではなく、
質を高めながら上達を目指します。
ドロップシッピングでも同様です。
仙道先生の記事を参考にドロップシッピングのチャレンジを続けていただけたら嬉しいです。
それでは、今週もお楽しみください。
もしもショップの運営で重要なのは「質」?それとも「速さ」?
こんにちは。もしも大学公認講師の仙道です。
さて、あなたがもしもショップの運営で行うことは、主に「商品選び」「ページ作成」「集客」の三つの要素ですね。
もしもドロップシッピングの管理画面に掲載されている「みんなやってる基本の3つ」をご覧いただくと、より理解しやすいと思います。
それぞれの要素は独立している訳ではなく、一連の流れとして行っていく必要があります。
また、それぞれの要素も一度作成しただけで終わらず、ショップの質を上げる編集を行いながら購買意欲の高いお客様の訪問を促していきます。
パソコン操作になれている方であれば、ショップできすぎくんを使った作成に、さほど時間はかからないかもしれません。
しかし不慣れだと、ショップできすぎくんの使い方の習得以前に、パソコン操作や知らない用語などに苦戦される方も少なくないと思います。
そのため限られた時間をやり繰りして作業をしなければならないのに、知識の習得や一つ一つの作業に慣れるのに時間がかかるため、作業内容と結果がすぐには結びつきにくい傾向です。
「質」を追うと時間がかかるし、「速さ」を追うと質は上がりにくいというジレンマで、焦ってしまいやすいのです。
■二兎追うものは一兎をも得ず。
そこで、一般的には『”二兎追うものは一兎をも得ず”です。一つに集中しましょう。』と、なるわけです。
ご存じのように、二つの物事を欲ばっては、どちらも失敗したり中途半端に終わるという意味ですよね。
これは例えば、『副業として「ドロップシッピング」と「アフィリエイト」を両方を始める。』という場合、両方とも知識を習得しながら取り組むのであれば、どちらか一つを選び学ぶ方が効率が良いです。
このように捕まえたい兎が、それぞれ左右に分かれて走り去るような場合には『二兎追うものは一兎をも得ず。』です。
しかし、二兎が同じ方向に走っているのであれば、二兎とも捕まえるチャンスが生まれてきます。
もしあなたが、パソコン操作ともしもショップ作成のノウハウを学んでいく場合、通常であれば「パソコン操作」に慣れてから「もしもショップ作成のノウハウ」を学ぶように、一兎ずつを追うことに集中した方が良いように思われるかもしれません。
しかし、もしもショップの作成に必要なパソコン操作に慣れることで、「パソコン操作」と「もしもショップ作成のノウハウ」の二兎を同時に追うという方法が考えられます。
また、これから作成するショップページは「質」と「速さ」を別々に追うのではなく、その両方を追うことで、さらに効率アップを見込めるようになっていきます。
■もしもドロップシッピングで二兎を追い、二兎を得るには?
ここに、興味深い記事があります。
□仕事が「雑で速い人」vs「丁寧で遅い人」どちらがエラくなるか?
会社などの組織に所属している人を対象にした記事なので、必ずしももしもショップオーナーさんに当てはまる内容ばかりではないですが、参考になると思います。
記事中では、『巧遅は拙速に如かず』という孫子の言葉が引用されています。
どんなに上手でも完成まで時間がかかりすぎるよりは、下手でも速いほうがいいという意味で、こと仕事においては「質」よりも「速さ」が重要視されるというものです。
が、特筆すべきは『これは「大前提」により重要視されるものが違ってくる。』ということです。
そこで大前提を、締め切りの「ある」「なし」に分けて考えてみると、
・締め切りが「ない」ときは、遅くても丁寧で質が高いほうを選ぶ
・締め切りが「ある」ときは、雑であっても速いほうを選ぶ
という傾向です。
とは言え、「速い・遅い」も「丁寧・雑」も程度によるため、何か突出して優れている部分があったとしても、突出してダメな部分があれば台なしになってしまうと結論づけられています。
このように、もしもショップ運営でもある程度の〆切を決め「質」と「速さ」の両方を追うことが望ましいと言えるでしょう。
■まとめ
私は締め切りを決めず「質」を深追いした経験があります。
それは、前回のメルマガ「もしもドロップシッピングのショップ運営は急がば回れ」にも書いたように、ページを綺麗に見せるためにはどうしたら良いかばかり考えていたからです。
しかも、せっかく深追いしたその「質」も、結果としては売れるページとはかけ離れたものだったのです。
今では良い経験として笑い話として言えますが、私の中では結構な黒歴史です(笑)
もしもドロップシッピングにおける「質」とは、「売れる商品選び」「伝わるページ作成」「購入意欲の高い人を集客」するショップ運営をしていくことです。
そして、お客様が欲しい!と思うような情報を他店より多く掲載していくことで、より高い「質」を維持していけるのです。
そこで、この「質」を理解した上で、自分なりの締め切りを決め、焦らない程度に「速さ」を考えて作業をしていかれると、二兎を追い、二兎を得やすくなるでしょう。
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【今週の執筆者】仙道美也子
(プロフィール)
もしも大学公認講師の仙道美也子です。
PCインストラクターとしての経験を活かし、パソコンの用語や基本操作につまづいた、あなたの「なぜ?」「どうして?」を「わかった!」にするのを信条に、優しく教えています。
苦手だって不慣れだって克服すれば大丈夫。もしもドロップシッピングで叶えたいあなたの夢は何ですか?その夢を遠ざけているものは?目標を明確にし、課題を洗い出してみましょう。いつでも真剣なあなたの夢の達成を応援してます。
□「もしも」ではじめる!ドロップシッピングの虎の巻
※仙道先生の『ショップ作成入門コース15日間無料体験講座』の登録もこちらです。
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それでは次号もお楽しみに。
※この記事は2016年8月4日に配信した『どろっぷしっぴんぐ研究所 公式メルマガ(無料)』
の一部を修正、改訂して掲載しています。
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