こんばんは、どろっぷしっぴんぐ研究所の奥成大輔(オクナリダイスケ)です。
Opus One Glass, Wine, & Winery / Julie, Dave & Family
先月から「ドロップシッピングで商品が売れたとき」を
テーマにお伝えしております。
先週までの内容については、こちらからご確認ください。
今週は先週に引き続き「クリック率がアップするキーワード広告」の後編をお伝えします。
前編では、コンバージョン率の確認方法や広告コストと利益についてお伝えしてきました。
1. コンバージョン率を確認する
2. 広告コストと利益を確認する
後編では、広告掲載順位、入札価格、広告テストの実施について解説していきます。
3. 広告掲載順位をチェックする
4. 入札価格の引き上げを検討する
5. 広告テストを実施する
3. 広告掲載順位をチェックする
売れた時の広告掲載順位をチェックしましょう。
もし売れたキーワード広告が1位表示でないのだとしたら、
キーワード広告で1位に表示している競合の広告からは
もっと売れている可能性があります。
検索結果にキーワード広告が表示された時の場所によって
クリック率が大きく変わるからです。
キーワード広告が左側の最上部で1位に表示されると、
商品名キーワードのように購入意欲が高いときでは
クリック率は10%を超えることもあります。
その一方で、広告掲載順位が下がるにつれてクリック率は低下します。
クリックされて販売ページに訪問されてからの購入率が1%と仮定すると、
クリック率が高いほど訪問者は増えるので売上のチャンスが増えます。
4. 入札価格の引き上げを検討する
1個売れたということは、
全く売れない商品よりももう一度売れる可能性が高いです。
商品、ページ、集客の各要素が機能していると考えられます。
そこで、1つでも商品が売れた場合、
掲載順位をより上位に表示できないか検討しましょう。
その時に必要となるのが入札価格の引き上げです。
自分の予算の範囲内で入札価格を引き上げて
より上位に表示することを目指します。
例えば、1クリック10円で入札していたところ商品が売れ、
広告コストを商品利益から引いても黒字だったという場合に
入札価格を20円に引き上げます。
入札価格を含めた広告品質で競合の広告を上回れば
より上位に広告が表示されるようになります。
ただし、商品の利益率が低く、何個売っても黒字にならない場合や
入札価格を引き上げることで赤字が増えると想定される場合は
無理に引き上げることは止めましょう。
5. 広告テストを実施する
広告掲載順位と同様にキーワード広告のクリック率アップで大切なことが広告文です。
Yahoo!プロモーション広告のスポンサードサーチでは
広告文は15文字のタイトルと、19文字+19文字の合計38文字からなる
説明文で構成されます。
広告文作成のチェックポイントは次の6項目です。
1.何を販売しているか分かる(商品名・キーワード)
2.通販であることが分かる
3.商品について具体的に明記する(数、量、価格、色、配送時期など)
4.送料無料、即日発送などのメリットを伝える
5.ターゲットに訴求する商品の魅力
6.インパクトを与え競合広告と差別化する
これらの要素を競合の広告と比較して、よりクリック率が高くなる広告を作成します。
キーワード広告出稿の際には2つか3つの広告を作成して
広告テストを実施することができます。
一度商品が売れた広告やクリック率が高い広告から
さらに優れた広告が作成できます。
広告テストを実施するときは広告が均等に配信されるように
広告管理ツールで「均等に配信」を選びましょう。
配信設定方法は次のリンク先を確認してください。
ぜひ、広告テストを実施して、よりクリック率が高く
コンバージョン率(購入率)の高い広告運用を行えるように
レベルアップを目指してください。
キーワード広告は、直接お客様に販売ページに訪問していただける貴重な機会です。
クリック率アップを実現してアクセスを増やし、
1つ売れた商品を複数回売れるヒット商品に育てましょう。
来週は「5)別の販売ページを作成してみる」について解説します。
最後に今週末に開催するセミナーのご案内です。
1日でドロップシッピングのショップ運営が総合的に学べる
「もしもショップオーナー研修会」です。
□4/19(土)もしもショップオーナー研修会(東京・渋谷開催)
※このセミナーは終了しました
今回は「グレイプヴァイン・デキャンタ」も展示します。
実際にノンアルコール飲料などで使い勝手も試します。
興味のある方はぜひご参加ください。
3月の研修会のレビューもご覧ください。
□ 超実践!売れるショップを作ろう講座に行ってきたレポート【もしもショップオーナー研修会】
□ 3月15日 「もしもショップオーナー研修会」に参加してきました。
それでは、次号もお楽しみに。
※この記事は2014年4月17日に配信した『どろっぷしっぴんぐ研究所 公式メルマガ(無料)』
のバックナンバーです。
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