こんばんは、どろっぷしっぴんぐ研究所の奥成大輔(オクナリダイスケ)です。
Tibet Mount Everest / Göran Höglund (Kartläsarn)
どろっぷしっぴんぐ研究所では、3ヶ月に1度
ドロップシッピング3ヶ月集中講座「研究生制度」の
募集を行っています。
現在は9月1日からご受講いただいている皆さまに
ショップ運営のレベルアップを図っていただいています。
「総合ショップか?」それとも「専門ショップか?」
その中で、月商10万円超えを目指すステップアップコースでは、
複数のショップを企画し、ショップのサイト構成も考えてから
ショップを作成するようにお伝えしています。
行き当たりばったりで、調査不足のショップ運営では、
作業をいくら行っても、どんなに時間を掛けても、
成果につながらないことが多いからです。
中でも判断を間違えやすいのが、ショップの切り口です。
総合ショップか?
専門ショップか?
ある程度、商品を販売した経験のある方は、
どのようなキーワードが売上に繋がりやすいか
どのようなページから売上が発生するか
ということを理解されていますが、売上の経験が少ないと、
どのような切り口でショップを作成するとよさそうかどうかも
分かりにくいと思います。
ジャンル分けすることが専門ショップではない
「総合ショップ」は何でも扱えるお店ということで
分かりやすいのですが「専門ショップ」はジャンルで分ければ
専門店になるので次のように大きな単位で考えてしまいがちです。
ダイエット専門ショップ
フード専門ショップ
コスプレ専門ショップ
ダイヤモンド専門ショップ
クリスマス専門ショップ
このように、対象を広く、大きな括りで専門ショップを考えると、
それぞれのジャンルに対してさまざまな商品が扱えるので
一見、大きな売上規模が期待できそうな気がします。
ところが、これが間違いの元です。
このようなショップをドロップシッピング初心者の方が作成すると、
多くの場合、失敗します。
このように書くと、もしもドロップシッピングの成功事例に
掲載されているショップオーナーの方は、大きな括りのショップで
成功しているではないかと考える方もいらっしゃるかもしれません。
コスプレ専門ショップ
スパイカメラ専門ショップ
など
キーワードとページの役割を理解する
成功事例に掲載されている方と、初心者の方で最も差がつくのは、
キーワードとページの役割に対する理解です。
成功事例に掲載されている方は、
それぞれ1つ1つの商品がどのようなキーワード、
それぞれのページの役割を手に取るように把握されているのです。
もしもドロップシッピングの成功事例に掲載されている方は
最近では、SEOで大きな成果を達成されているのですが、
多くの方がキーワード広告も経験し、売上のメカニズムを理解されています。
売れるキーワードとはどのようなキーワードなのか、
決済されるページがどこなのか、上位表示に重要なページが
どのようなページなのかを知っています。
そのため、大きな括りでショップを作成しても、
1ページ、1ページの役割を決め、キーワードをそれぞれのページに
魂を込めるように埋め込んでいるのです。
また、売れるショップオーナーの方は、お客様への感謝の気持ちから、
ショップのいたるところ、それぞれのページで
お客様に優しい作りのショップであることが多いです。
在庫切れや販売終了になった際も放置せず
訪問者の方にとって最適な提案は何かを考えて、
楽天やアマゾンなどへアフィリエイトリンクで誘導することもあります。
購入に直結するターゲット設定とキーワード選定
話がそれましたが、専門ショップを考える際に
特に注意して欲しいのがお客様ターゲットとキーワード選びです。
できる限り購入に直結しやすいターゲット設定、キーワードを選びます。
ダイエットを例にした場合、次のように考えるのを基本にしましょう。
(お客様ターゲット)→(専門ショップ)
× ダイエットをしたい人→ダイエット専門ショップ
○ ダイエット器具を買いたい人→ダイエット器具専門ショップ
ダイエットをしたい人は、商品を購入する人ではありません。
商品を購入するのは、○○を買いたい人です。
ここを間違えると、売上から遠ざかってしまいます。
ドロップシッピング初心者におすすめする専門ショップ
ダイエット器具だとまだ括りとしては大きいのですが、
ドロップシッピング初心者の方に初歩の段階でおすすめしたいのは、
商品単体の専門ショップや専門ブログです。
例えば、
「ダイエット器具専門ショップ」よりも「おうちウォーク 坂のぼり専門ショップ」
「コスプレ専門ショップ」よりも「トナカイ衣装専門ショップ」
というように、欲しい商品が決まって検索している人をターゲットに、
キーワードを選定し、ショップやブログを作成します。
そうすることで購入率が上がるというメリットもあります。
括りの大きなキーワードでは、検索エンジンの上位表示も難しいですが、
商品単位に絞ると競合も少なくなり、上位表示を実現するために
何をすればよいかが理解しやすくなります。
確かに商品単体に絞り込むことで販売終了のリスクはあります。
しかし、まずは自分の成功事例を積み上げていきましょう。
地図もガイドも無しに、いきなりエベレストには登らない
山に登りはじめたからといって、地図もガイドも無しに、
いきなりエベレストには登らないと思います。
まずは、登頂しやすい山からトレーニングを積むのが常套手段です。
また、ドロップシッピングでは自己流だとなかなか上手く行きません。
ショップを運営する発想は、学校でも教わっておらず、
ショップ運営の経験のある人を除いては、難しいのが実情です。
幸い、もしもドロップシッピングには、
管理画面で紹介されている『あやこのトライ実践ドリル』や、
初月無料で受講できる『もしもチャレンジ』など、
ドロップシッピングに特化したノウハウが充実しています。
最初のステップとして、自己流を捨て、実績のある方法を
その通りに実践してスタートダッシュを図ってください。
どろっぷしっぴんぐ研究所でも、セミナーや
ドロップシッピング3ヶ月集中講座「研究生制度」などの
サービスを提供しております。
11月には東京・広島・福岡でスタートダッシュセミナーを開催します。
11月16日(土)東京・池袋
11月23日(土)広島
11月24日(日)福岡・天神
また、12月1日開講の
ドロップシッピング3ヶ月集中講座「研究生制度」も
まもなく募集を開始する予定です。
いずれも、11月上旬頃募集を開始します。
もしもドロップシッピングに共感して「コレだ!」と思ったけれども、
なかなか上手くショップ運営ができていないと感じている方は
ぜひご検討ください。
それでは、次号もお楽しみに。
※この記事は2013年10月17日に配信した『どろっぷしっぴんぐ研究所 公式メルマガ(無料)』
のバックナンバーです。
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