こんにちは、どろっぷしっぴんぐ研究所の奥成大輔(オクナリダイスケ)です。
どろっぷしっぴんぐ研究所では、ドロップシッピング3ヶ月集中講座『研究生制度』2月生の募集を開始しました。
▼2月1日開講 研究生制度(ドロップシッピング3カ月集中講座)
最近、研究生の間でもSNSを活用して売上を伸ばす方法を研究している人が増えています。
新しい試みに自らチャレンジする人をサポートすることに私もやりがいを感じています。
1年後、3年後と中長期的な視野でじっくり取り組みたい方に参加してもらえたら嬉しいです。
さて、今週はWordPressとショップできすぎくんカスタマイズでおなじみの岡田祐子さんです。
今回は、WordPressの自動リンクプラグインについてです。
自動でリンクを生成するプラグインというのは私も初耳でした。
では、岡田さんの解説で確認していきましょう。
WordPressの自動リンクプラグインをレビュー
皆さま、こんにちは!
岡田です。
本年も皆様のお役に立つ情報をお届けする所存でおります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、昨年はWordPressについて、様々な情報をお伝えしてきました。
新年最初の記事も、WordPressのプラグインについてです。
昨年末にお客様から「サイト内にあるテキストに、自動的にリンクをつけるプラグインを使ってみたいのですがお勧めはありますか?」と、お問合せをいただきました。
自動リンク? 初耳です。
キーワードにリンク先のURLを指定して、本文中にそのキーワードがあれば、自動的に指定先へのリンクが設定される様にしたいとのことです。
SEO的にも内部リンクは重要であると言えますが、全てのページを最適化するのは面倒です。自動的にリンクがつけられるなら、自分のサイトでも使ってみたいなと、調べてみました。
WordPressの自動リンクプラグインを試してみた
「wordpress 自動リンク プラグイン」で検索してみると、いくつかの記事がヒットしました。
それらの記事で紹介されているプラグインの中には、最終更新日が6年前と古くWordPressの公式として認められていない物、日本語では使えない物などが見受けられ、結局次の2つのプラグインを試してみました。
【Internal Link Building】と【Linkify Text】です。
なお、有料のプラグインも一つあったのですが、利用者の口コミなど情報がなく、利用するにあたって不安があったので、試してみませんでした。
結果
【Internal Link Building】インストールして有効化した途端にエラーになってしましました。
PHPを改良する方法を紹介しているサイトもありましたが、お客様にお勧めすることはできません。
【Linkify Text】設定画面のわかりやすく、日本語にも対応しています。
しかし、本文中に一行でキーワードのみが入力してあればリンクが付くのですが、文章の途中にあるキーワードには対応できないのです。
例えば、「ドロップシッピング」をキーワードとした時、『もしもドロップシッピングは日本最大級のドロップシッピングサービスです。』と言う文章内の2箇所のキーワードにリンクがつきません。
これでは使えません。
日本語と英文の違い
皆さまご存知とおり、英文では単語と単語の間にスペースを入れますが、日本語では入れません。
英文の場合、「pen」をキーワードとした時
『This Is a pen』ではリンクがつき、『This is a pencil』では”pen”の部分だけにリンクが付くことはありません。「pen」と「pencil」が異なる単語だと、コンピュータは簡単に判断できるのです。
では、日本語ではどうでしょう。
「ペン」と「ペンシル」の”ペン”の部分との違いを判断できる様にシステムを作るのは、大変難しいのです。
ちなみに、日本語でもキーワードの前後にスペースを入れたらどうなるか試してみました。
先ほどの【もしもドロップシッピングは日本最大級のドロップシッピングサービスです。】を
【もしも ドロップシッピング は日本最大級の ドロップシッピング サービスです。】の様に半角のスペースを入れたところ、うまくリンクが付きました。
まとめ
結局お客様には、試した結果を添えて、現状ではお勧めできるプラグインはありませんと伝えました。
とは言え、【Linkify Text】では、キーワードの前後にスペースを入れることで使えます。
スペースがなければリンクが付かないなら、付ける付けないをコントロールすることができ便利とも言えます。
用語集ページを作りたい時など使ってみたいプラグインだな、と思いました。
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【今週の執筆者】岡田祐子
(プロフィール)
有限会社エヌツーエヌコミュニケーション取締役。
Webプログラマとして、美術館、科学館、大学、一般企業等のWebサイト制作に従事。
生きたSEOを学ぶべく、もしもドロップシッピングに登録。もしも大学ステップアップコース18期生受講。
ショップできすぎくんをもっと自由に使いこなしたいと工夫を重ねつつ、Webサイト制作の経験と技術を生かした、「ショップできすぎくんのカスタマイズ方法」「画像作成のコツ」「html、cssの記述の仕方」などを、ブログや講座を通じ発信しています。
□ホームページ制作|エヌツーエヌコミュニケーション
□ぐるめ通販トライアルのブログ
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※この記事は2019年1月17日に配信した『どろっぷしっぴんぐ研究所 公式メルマガ(無料)』の一部を修正、改訂して掲載しています。メルマガのご登録はこちら