【ヘッドハンティングされました】自営業で筆耕の仕事を運営していたら高度なスキルが身についていた話

【ヘッドハンティングされました】自営業で筆耕の仕事を運営していたら高度なスキルが身についていた話
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こんにちは。ここ数カ月でめまぐるしく状況が変化している書道家の清水克信です。

これまで筆耕の仕事を自営業で運営してきましたが、今は週に3日程度スーツを着て会社に通っています。

※筆耕とは毛筆で文字を書き対価を頂く仕事の事です。僕の場合、賞状・卒業証書・選挙推薦状・選挙為書き・胸章リボン・式辞など、小さな毛筆文字を中心とした業務を行っています。

週3日の出社の理由は『ヘッドハンティング』されたからです。『ヘッドハンティング』というとカッコいいですが、簡単に言うと「会社の運営を手伝ってほしい」と社長に言われたからです。

会社とは、もともと僕が賞状を書く技術を学んだ組織です。賞状技法を学べる組織としては最も老舗なのですが、今はユーキャンやがくぶんなどの他の大手通信講座に押されて規模が小さくなっていました。

前々から賞状技法の講師の話は頂いていて「では、いつから講師研修に入ろうか?」と話し合っている所だったのですが、突然「会社の運営を手伝ってほしい」と言われ、かなりビックリしました。

目次

新しい事へのチャレンジ

2009年から賞状技法を学び始め、2013年に自営のネット店舗『筆耕コム』を立ち上げ、2015年くらいから軌道に乗り始めました。そして、2019年度は卒業証書の依頼が70校を超えるまでになりました。

まだまだ拡大は可能でしょうが、自分の中で筆耕の仕事に対して達成感が得られたので、昨年あたりから新しい事にチャレンジしたいという気持ちはありました。

そして、本格的に指導者という新しいチャレンジの道を模索していた時に講師のお誘いがあり、その流れで運営への参加の話が出たのです。

新しいチャレンジへの気持ちが膨れ上がったタイミングでの社長のお誘い。これも【縁】だと思い、運営の参加を決めたのです。

僕ができる事

組織に入るにあたり、かなり久々に『履歴書』を書きました。履歴書を書きながら、自分が歩んできた道、自分の能力とできる事、これらを客観的に知ることができたのは大きな収穫になりました。

・書道の技術がある
 ※賞状技法士・毛筆書写・硬筆書写、それぞれ最高位1級保持

・人に教える事が得意(書道講師)

・ホームページが作れる

・ドメインやサーバーについての知識がある

・ワードプレスが使える

・マイクロソフトオフィスが一通り使える

・SEO対策の基礎を知っている

・リスティング広告の運用ができる

・インスタグラムなどのSNSが使える

・グーグル検索の浮き沈みの経験が豊富

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自営業で筆耕のお仕事をしていますが、上記の事は運営上絶対に必要な事なので、自然に勉強して、自然に身に付いたものです。また、アフィリエイトも平行して運営しているので、その経験も大きかったようです。

自分のできる事は社長や上司となる取締役の方に伝えましたが、「多才ですね」「努力しましたね」と言われました。確かに書道の資格取得までは毎日4~5時間勉強していました。

ただ、僕自身としては【努力】したつもりは一切なく、やるべきことをやっていただけです。努力は自分で言うものではなく、他人が評価するものなのです。

自営業を運営する上で、学ぶべきことを学び、やるべきことをやってきました。そして、知らず知らずに高度なスキルが身についていた事を知りました。

僕が会社に求められている事

僕が会社に求められていることははっきりしています。

・賞状技法の講師

・Web周りの整理

・集客全般

当然、書道家なので【講師】をメインに活動したいのですが、会社の状況を知ってしまったので【Web周りの整理】と【集客】の確立を最優先に感じています。

【Web周りの整理】と【集客】のスペシャリストがいないので、できるだけ早く確立して、誰にでもできるようにマニュアルを作りたいと考えています。

そして、僕以外でも運営ができるようになったら、【講師】をメインに活動する予定です。自分の中で5か年計画を立てているので、必ず実践します。

気になる条件ですが、誘われての入社なので当然僕のスキルを考慮していただいています。僕自身が学んだ組織なので恩返しをしたい気持ちは大きいですけれど、やっぱりそれ相応の対価は頂きます。

現在は自分の自営の筆耕があります。そのために、週3日の勤務と週1日の在宅勤務となっています。今後、自営と勤務のバランスをどうするか?自営の筆耕業務を会社に売るのか?そのあたりの環境作りは慎重に考える必要がありそうです。

入社してからこれからの事

これまで10年近くフリーランスとして悠々自適に生活してきましたが、全く環境が異なる会社勤めという選択をしました。

もちろんこの決断が自分にとって良いのか?悪いのか?という不安はあります。

しかし、後悔することはありません。たとえ悪い方向に向かったとしても、すぐに状況を変えてしまえばいいからです。

僕には「自営でも十分やっていける」自信があります。最悪、会社を辞めてゼロからのスタートになっても、僕の場合は何とでもなるのです。

さらに、リスタートした時には今回の会社勤めで習得したノウハウも足されることになります。そう考えると、自分自身の成長を期待できる今回の会社務めは美味しいですね。

悩めるフリーランサーへ

当Webメディア『穏やか暮らし計画』をご覧の方は、今現在フリーランスの方、これからフリーランスをお考えの方が多いと思います。

そんな中には、何かと悩んでいる方も多いかもしれません。もし悩んでいるなら、一度自分自信の棚卸をする事をお勧めします。

今回僕は会社勤めを決断する際に、「自分は何ができるのか」を客観的に知ることができ、「自分には想像以上に多くの武器がある」ことを改めて知りました。

そして、今現在の自分の武器を知れば、これから必要な知識や技術もハッキリと見えてきます。ハッキリ見えれば進むべき道も見えてきます。

自分に必要な知識を学び、必要な技術を習得する。あまり難しく考えずにやるべきことをやれば、見えてきた道はさらに広がります。

このブログのテーマである『自由で穏やかに暮らす』。これは難しい事ですか? 簡単なことですか? その答えは自分自身の心の持ちようだと思います。

今回の僕の会社務めの話はいっけん『自由で穏やかに暮らす』から逆行するようですが、「自分はいつでも一人でやれる」という自負があるので、気持ち的にとても余裕があります。

気持ちに余裕があるので、自由な発想で思い切って仕事ができると感じています。そして実際に楽しんで仕事をしています。

もしかすると穏やか暮らし計画の記事の中では特殊な記事になったかもしれませんが、一つの事例として参考になれば幸いです。

【ヘッドハンティングされました】自営業で筆耕の仕事を運営していたら高度なスキルが身についていた話

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