最近、「働き方改革」という言葉が、ほぼ毎日、耳に目に飛び込んできます。
長時間労働を改善して、多様な働き方をしていこうということ。女性も活躍できる社会を目指すという取り組みも行われています。
だけど、今日もYahooのニュースで、「フルタイムで働く女性の睡眠が3時間」という記事を読み、なんと過酷な日常なのだろう…と思ったばかり。
女性も外でバリバリ働ける、活躍できる社会。
選択肢はそれだけですかね?
もっと幸せな働き方を見つけてみてもよいのでは?
もっと時間を自由に、子供と向き合いながら働きたいというのが本音なのでは?
と考えたりします。
こんな記事もありました。
意外?かもしれませんが、働く主婦の理想の就業形態は「フルタイムで働く社員形態」ではなく、「パートタイム形態」がトップ、次点は「フリーランスや自営業」となりました。
時間に制約がなければ、もっとバリバリ働きたい女性ももちろんたくさんいます。
でも、子育て、家事、プライベートとの両立を考えると「パートタイム」「フリーランス」を選びたい女性がとっても多いということですよね。
では、「外で働く」「フルタイムで働く」という方法をやむを得ずに外れて、「フリーランスで働く」という道を歩いてきた40代主婦から見た、働き方ってどんなものか? メリット、デメリット含めてちょっとお話ししてみようと思います。
働く場所は「家」、手段は「インターネット」
私自身のいまはといえば、子供たちは高校生、大学生です。
なのでかなり時間的には余裕が出てきましたが、学費やら塾代やら出ていくお金も半端ないので、やっぱりいまも働いています。
ただし、働く場所は「家」で、手段は「ブログ」などのWebメディアです。
長女が小学校3年生くらいのときに、世の中が急速に不景気になり、それまで働いていた会社を辞めました。2008年のことです。
求人を探しても、なかなか条件に合った仕事が見つからず。小学生と就学前の子供がいるというと、電話口で断られたり。面接までこぎつけても、採用されなかったり。
途方に暮れていたときにテレビで、インターネットで収入を得ているという主婦の特集を見たのがきっかけです。以来、10年以上、就業形態としては「フリーランス」として生きてきました。
インターネットのおかげで働き方が選べるようになった
入り口はドロップシッピング、そこからアフィリエイト、ネットショップ運営で起業。現在は主にWebメディアの運営をしています。
自宅で、パソコンやスマホさえあれば誰でも仕事を始められる、収入を得られる。
インターネットのおかげで「働き方は1つじゃない」といえる世の中になりました。やる気さえあれば、フリーランスというスタイルを選ぶことができるのです。すごくありがたいです。
私の場合は、主にはWebメディアを運営して、アフィリエイトとGoogleアドセンスなどの広告を掲載して収入を得ています。
この方法ならば、良いアフィリエイト案件を見つけて根気よくブログ記事を書くことができれば、ある程度の収入は見込めるからです。
40代主婦がフリーランスで働くメリット
40代主婦がフリーランスで働くメリットを挙げてみます。
- 子育て、家事の時間的制約に左右されない働き方ができる
- パソコンやスマホ、タブレットがあれば場所を選ばず働ける
- 自分が持っている経験やスキルを活かす収入の道を探せる
- ある一定の時期から、作業量をグンと減らすことができる
- 収入の金額に上限はない
- 今の生活がそのまま収入になる可能性あり
- 求人に応募して断られるつらさからの解放…。
一言でいえば、「自分の裁量で自由に働ける」ことが、フリーランスのメリットです。
そこで得られる収入は、お給料とは違うので未知数ですが、上限はありません。普通の主婦であっても、驚くほどの収入を得ることも可能です。
私が行っているWebメディア運営は、日々の体験がすべて記事の材料になります。
生活そのものがコンテンツになりえる。主婦、子育て中ならではの体験談がたくさんあるので、取り組みやすいと思っています。
40代主婦、と書きましたが、もちろん世代、性別は問わずのメリットでもありますね。
Webメディア運営は、最初のうちは仕事はたくさんありますが、ある一定の時期を過ぎると作業量をグンと減らすことができ、自由時間が増えます。
最後の「求人に応募して断られる」というのは、私の体験談です。学校行事や子供の病気などで仕事を休むことに難色を示され、次の仕事がなかなか決まらなかった過去からの実感なので^^;
もちろん、デメリットはある
フリーランスは自由、自分の裁量で自由に働けると言いましたが、もちろんデメリットはあります。
- 収入が入るかどうか? 安定していくかどうか? の不安はつきまとう。
- 成果が出るまでに時間がかかる場合がある
- 「やらない自由」も選択できてしまう。
- 自分のスキルに絶望して投げ出したくなることもある。
- 外部的な要因で収入が激減するリスクがある。
フリーランスということは、誰からもお給料が入ってこないということ。自ら、何らかの手段を使って収入を得る必要があります。
何もしなければ、何も生まれないですから、その不安感は常にあるのが最大のデメリットです。
最初は本当にうまくいかなくて。見よう見まねでやってみても、全然収入にならなかったです。
子供が小さかったのでパソコンを触っていると、“お手伝い”(という名のお邪魔)してくれて、仕事にならないんですよ。
長女が小学校に行っている間、しかも、次女がお昼寝している時間。
そして夜は子供が寝静まった後、日付が変わるころまで。
1日の作業時間は3時間から5時間くらい。
パソコンに向かってカチャカチャと文字を打つ日々でした。
上手くいくかどうか先の見えない中でしたから、投げ出す事もできました。
だけど、自分の手でほんの少しでもインターネット上から収入を得られた体験をしてからは、面白くなっていきました。
楽しい、面白い、という体験をしたから、続けられたかのもしれません。
まとめ:一歩踏み出す価値はある
フリーランスで生きてきた40代主婦から見た、働き方についてまとめてきました。
デメリットはもちろんあります。でも、フリーランスで働くという選択肢は、主婦にとって魅力もいっぱいです。
上手くいくかどうかわからない、けれども、取り組んでみなければその道は歩けません。
「フリーランスが私の生きる道だ」と思いきってよかったです。
Webメディアはその手段の一つですし、本当に誰でも取り組むことが可能です。一歩踏み出す価値は大いにあると思います。
この記事を、「これが私の生きる道」と題したのは、パフィーの歌を思い出したから。
生きる道は、選べるのが良いですし「いいかんじ」といえる日もきっとくるはずです。