こんにちは、奥成大輔(オクナリダイスケ)です。
「あーー、ブログの記事が書けない… どうしよう?」
そんな風に思ったことはないでしょうか?
このようなテーマの記事を書いている人も、もしかしたら何を書こうか迷い、やむなく文章が書けないことをテーマに書いているのかもしれません。(私のことです)
一言でブログが書けないといっても人それぞれで、経験や立場などの状況によって異なります。
今回はいくつかのシチュエーションで記事を書くためにはどうすればよいか、一緒に考えてみましょう。
ブログ初心者の場合
ブログのジャンルを決めて、WordPressもインストールしたけど、いったい何から書いたらいいんだろう?
ブログ初心者の方で、こんな風に思ったとしたら、それは当然のことです。
そもそもブログに記事を書いたことがなければ、何から書いたらいいかわからないですし、急に文章なんて書けませんよね。
最初から記事が次々に書けたら素晴らしいことですが、次々と記事が書ける人は「これまでにいろいろなところで文章を書いてきた」という経験を持っていることがほとんどです。
ですので文章が書けなくても、誰かと比較して「あー、自分はなんてだめなんだろう!」と考える必要もありません。
かくいう私も、文章を書くことが子供の頃から大の苦手でした。
こんな作文を書いていたくらいです。
これは小学校1年生、7歳当時の私が週末に通っていた日本人学校で書いた作文です。当時の私はイギリスに住んでいて、5歳から現地の公立の学校に通っていたので、そもそも日本語がうまく使えなかったのです。
私には4つ歳上の姉がいるのですが、姉とケンカするときはお互いに英語でケンカをしていたそうです。
かと言って英語が話せるかといえば、当然ネイティブではありませんから、先生が何を話しているのかもよく理解していなかったと思います。
だからこそ、私は子供の頃から気づいていたことがあります。
それは「一生懸命伝えようとすれば、なんとか伝わる」ということです。
ブログも同じです。
決めたテーマについて書こうとして調べたところ、すごい記事を読んでしまったりすると、自分の文章のダメさ加減に嫌気が差して、キーボードを打つ手が止まっちゃうことってあると思います。
そんなときは伝えたい相手を決めて、その人に向けて下手でもいいから一生懸命に言葉で伝えてみましょう。
この「一生懸命に言葉で伝えてみる」ということこそ、書けないときに最初に試してもらいたいことです。
日本人学校で書いた私の作文は、作文が大っきらいということを、大っきらいな作文を通じて一生懸命伝えてます。
泣きそうになりながら、べそべそしながらヤケになって書いている臨場感が伝わってきますよね。笑
実家でこの自分のひどい作文を見つけて読んだとき、先生のコメントがあまりにも優しくて感動しました。
上手い文章ではないものの、いまもこうやって文章を書けるようになっているのも、あの頃の日本人学校の先生が支えてくれたおかげでもあることに気づきます。
長文の記事が書けないというケース
ブログの記事で長文が書けないということもよくあることです。
でも、本当に長文が必要なんでしょうか?
競合の記事の文字数が多いからといって、ただただ文字数が多い長文を書こうとすることほど、無駄なことはありません。
文字数を増やそうとして、まどろっこしく理解しにくい文章になってしまっては、本末転倒です。
検索エンジンの検索結果で上位に表示されている記事は、論じているテーマについて分かりやすく解説した結果、長文になっているというだけのこと。
単純に検索エンジンで上位表示するために長文を書こうとすることに価値はありません。
記事は読者が知りたいことを知り、満足するから記事に価値があるというものです。
ところで、長文になるほどたくさんの情報が提供できる場合、記事を書くには2つの方法があります。
この2つです。
- 1記事で情報を網羅する方法
- 複数の記事に分けて情報を網羅する方法
何を目的にするかによって、どちらが優れているとか、どちらが価値が高い、というようなことはいえません。どちらを選んでもそれぞれに一長一短があります。
1記事で情報を網羅する方法を選んだ場合でも、記事内に全部の情報を掲載するか、記事の中からより詳しい記事にリンクを貼るかという選択肢もあったりします。
1記事に全部の情報を網羅したほうが情報が濃いという印象を受けるかもしれませんが、ページ内に書かれているか、別のページに書かれているかの違いでしかありません。
重要なのは、長文を書くことよりも「内容が分かりやすく把握できるか?」ということで、必ずしも長文の記事でないといけない訳ではないのです。
1記事内に情報を網羅させたところ「結果的に記事が長文になっている」と考えてみてください。
一方、複数の記事に分けて情報を網羅する方が優れている場合もあります。それは、知りたいことがすぐに読めるということです。
関連情報が知りたければ、他の記事にリンクを貼ったり、関連情報をまとめた記事を作ることで、関連情報を分かりやすく網羅して紹介することも可能になります。
ブログ記事が毎日書けないという場合
毎日書けないというケースには根本的な理由があるはずです。
- そもそも書く時間が取れない
- 書くのが遅いから時間が足りない
- 何を書いたらいいか分からない
- 書かないといけない切実な理由がない
- 毎日書くだけのネタが思いつかない
毎日書けない理由はこのくらいでしょうか?
このように課題を書き出すと、解決に向けて考えることができるようになります。
書けないことにはもっと根本的な理由があります。それは、真に果たしたい目的が明確でないためです。
私は10年以上にわたって、Webを使って収益を上げたいというたくさんの方をサポートしてきました。
その中でも、Webを使って収益を伸ばし続けている方の多くは、明確な目的を持っています。
「夢や目標を実現するためにはこれに注力したい」
「自らの力で収入を得て人生を自分でコントロールしたい」
「上手く行かなければ戻りたくない場所に戻るしかない」
ワクワクするような目的でも、ネガティブな目的でも、このチャンスを逃したら後がないと考えている強い想いを持っている人が生き残っていく傾向があります。
これから先、何を実現したいのかという目的を明確にしておくことが、記事を毎日書くこと以上に大切です。
次に、毎日書けない理由を理想の状態にひっくり返して考えてみてください。
- そもそも書く時間が取れない → 書く時間が取れる
- 書くのが遅いから時間が足りない → スラスラと短時間で書ける
- 何を書いたらいいか分からない → 書くことがたくさんあって困らない
- 毎日書くだけのネタが思いつかない → ネタが次々に思いつきストックされている
- 書かないといけない切実な理由がない → 書くための目的がはっきりしている
右側に書かれた理想の状態になっていれば、記事を毎日書くことができるようになります。
このように理想の状態が明確になると「どうすれば理想の状態にできるか?」を具体的に考える段階へと課題が一歩前進します。
書く時間を取るためには、テレビを観る時間を減らしたり、スマホを眺める時間を減らしたり、何かを止める必要があるかもしれません。
スラスラと短時間で書けるようになるには、文章術の本を読んだり、Webで紹介されている記事の書き方の記事を実際に試したり、優れた文章の記事や本を読んだりすることかもしれません。
書くことがたくさんあって困らない、ネタが次々に思いつきストックされているという状態にするには、自分が執筆するテーマについて日頃から情報収集をして、メモを作っていくことがよいかもしれません。
Google アラートを活用したり、SNSでハッシュタグをフォローするのも情報収集には便利です。
そして、先ほどもお伝えしたように、書くための目的がはっきりしていないのであれば、目的を考えてみてください。
このとき、収入の金額を目的として挙げることもあると思います。
それだけではなく、その収入を得たあかつきに、いつ、どこで、誰と、何を、どうしたいのか、というような絵に描けるところまで明確にしておけば、より強い想いが形成されてチャレンジの原動力になります。
アフィリエイトの記事が書けない
アフィリエイトの記事が書けないと感じている場合は、知識もしくは経験が不足しているためかもしれません。
経験のあるアフィリエイターの人から、記事が書けないという話はあまり聞かないからです。
なぜなら、彼らにとって記事を書くことは仕事であり、アフィリエイトで報酬を得るためには当たり前のことだからです。
アフィリエイトの記事が書けないと言う場合は、もしかするとアフィリエイトの記事が書けない以前に、ブログで記事を書いた経験が単純に少ないということもあると思います。
もしそうなら、ブログ初心者の場合のところでもお伝えしたように、まずはブログの記事で文章を書いて、誰かに何かを一生懸命伝えようとすることからはじめてみてください。
ブログで記事は書いているけれども「アフィリエイトで成果を獲得するための記事が書けない」という場合は、アフィリエイトのスキルの問題か、選んだジャンルでの経験が不足しているかのどちらかです。
アフィリエイト用のメディアで記事を書いていくには、ざっと次のような要素を先に決めておくと、比較的記事は書きやすくなります。
- メディアのジャンル
- 読者のペルソナ(読者像)
- メディアの構成
- 購入意欲に合わせた記事の企画
- 目的に合った紹介記事パターン
選んだジャンルでの経験が不足している場合は、まずは経験してみましょう。
経験は実際に体験することが一番ですが、あなたが興味を持ったことを調べるのも体験です。
調べた体験を記事にすることで、あなたならではの独自の視点や考え、意見が書けます。
アフィリエイトのジャンルを決めているなら、そのジャンルのプロモーションを実際に利用してみて、体験レビューの記事を書いてみましょう。
どこかで読んだことがあるような情報は、後から書いてもあまり価値は高くありません。
経験したあなたが感じたこと、経験したあなたの意見や感想を読者は知りたいのです。
上記で書いたことについては、アフィリエイトの最新の本や、Web上の情報でも同じような情報が書いてあるかもしれません。
最近ではレンタルサーバーを運営している各社のWebメディアで、アフィリエイトの情報に力を入れているので参考にしてみてください。
また独学で進めていくことに限界を感じている方は、私たちが運営しているオンライン・ワークショップ『大人のためのアフィリエイト講座』もご検討いただいてスキルアップを図っていただければと思います。
まとめ
今回はシチュエーションごとに、記事を書くためにはどうすればよいか考えてみました。
「あーー、ブログの記事が書けない… どうしよう?」
という悩みは、ブログを更新しているほとんどの人が、どこかの段階で経験しているといっても過言ではないと思います。
記事が書けない悩みにはいろいろな解決方法があります。
今回紹介した方法がすべてではありませんが、1つでも試してみて課題を一歩でも前に進めてもらえたら嬉しいです。